お前らに毒親の子育ての恐怖を教えてやろう

毒親に育てられた子供の悲惨な思い出を綴る。書くのも辛いが。書いたところで、この世の毒親が改善するわけないどないが。やるせない思いしかないが。それでも書くことで、俺の精神が少しでも落ち着けば・・・それも無理だろうがww

毒親を死刑にする法律があればいいのに

毒親といると、本当にどうしようもない気持ちになってくる。

手の施しようがないんだな。

 

殺してやりたくもなるが、殺すわけにもいかない。

刑法があるからな。

 

じゃあ、毒親を死刑にする法律があればいいのにな。

 

ちゃんと裁判して、

毒親の罪状を明確にして、

司法が毒親を死刑にする・・・。

子どもの人生を抹殺する様なことをやってる毒親には、

これくらいやってもいいと思うのだが。

 

まあ、そんなことはないことぐらいわかってる。

 

で、俺がどうしたかというと、毒親との縁を一切切ってしまったんだ。

 

中学1年か2年の時だったかな?

毒女親と俺はケンカになった。

当然だが、俺の主張は受け入れない。

効く能力がないからな。

何を言っても無駄だ。

 

「殺すぞ!」と言ってみた。

毒女親はニヤニヤ困った様な不気味な笑顔でこっちを見ている。

心のどこかで、「息子はいつか息子自身の間違いに気づいてくれるはずだ。」と

そういう根拠のない自信だけは見えた。

 

「俺は、もう将来、どんなことがあっても親の面倒は一切みない。

 いいのか?」と言ってみた。

 

「好きにしなさい。」と答えた。

 

俺の言葉は重かったが、毒女親は軽く受け止めた。

俺は本気で言ったんだ。

お前らの面倒をみないといった俺の言葉は本気だった。

そして、好きにしなさいという言葉を了解と判断した。

 

重い、本当に重い決断だったんだ。

しかし、毒女親は、まさか本気で言ってるとは思ってなかったんだな。

キチガイめ。

 

 

 

それから30年以上がたった。

俺は、毒女親とは一切連絡をしてない。

いや、親戚の葬儀の時に一度会ったか。

しかし、会話はしていない。

 

兄弟からの便りによると、現在の女毒親は介護が必要な状態だと聞いた。

しかし、俺は一切動かない。

カネは当然ださないし、助けにもいかない。

できる限り苦しんで死んでほしい。

 

まともな家庭に育った輩からすれば、俺のことは恐ろしく見えるかもしれない。

しかし、本当に恐ろしいい目にあったのは俺の方なんだよ。

それでも非難はされるんだろうな。

「親はありがたいものだ。親孝行しなさい。」とな。

何も知らない連中がうるせえんだってんだよ。

 

 

ここはすごく重要なところなんだよ。

毒女親が介護が必要な状態で苦しんでいる。

ここでもし俺が手を差し伸べたら何が起こるかわかるか?

 

一瞬で、本当に一瞬で、

毒親は、「それみたことか。やっぱり息子は私を大切に思ってくれてたんだ。」

とか考えるのは確実なんだよ。

 

 

なんたる屈辱か。

毒女親が、死ぬ間際まで、そして死んでからも、一切、完全に完璧に俺は会うことはない。

そしたら、死ぬ間際でやっと毒女親はこう思うかもしれない。

「私がこんなになっても息子はとうとう最後まで来なかった。

 ひょっとしたら、私が間違ってかもしれない・・・。」と。

 

ここまでやって、はじめて俺という人間の個を親が認めることになるかもしれない。

 

それ以外はない。

心底どうでもいい毒女親に、ほんのわずかな手を差し伸べるだけで、

許されたなどと勘違いさせることだけは、断じて避けなければならない。

 

司法で、毒親を死刑にする法律でもあればいいのだが、そんなものはできない。

死刑にはできない、殺すわけにはいかない、せめて完全に会わないことで、

殺したと同様の状態に持って行くことだけが、唯一できることなんだよ。

 

俺のことを異常だと思うか?

笑わせる。

毒親の元に生まれてみろ。

この地獄は、毒親を持ったヤツにしかわかるはずもないからな。

 

 

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